ある日の出来事

レベル

毎週木曜日にあるGround Roundは、通常レクチャーやM&Mが行われるのですが最近2回にわたって行われた講義が面白かったので紹介します。
といっても純粋な医学のことではなく、Medical Necessityの話でした。
昨年いた施設ではこんな話は聞いたことがなかったので、所変わればといったことでしょうか。

講義の中では色々触れられていましたが、つまるところいかにお金を取るかという話のようでした。そのためにしなければならない医療行為は何で、何と何はレコードに残されていなければならない、などという話。

たとえば、
複雑な手術の場合で、アテンディングが2人入った場合、手術料が高く請求できる。そのためにはOpe Noteの中に手術の内容が記載されていて、かつModifier79が適応できるなどと記載されている必要がある、など。
また、外来やコンサルトで患者さんを診た場合、診察にレベルがある事を何人の人が知っているでしょうか。レベルは1から4まであり、簡単に言うとレベル1は本当に必要最低限の診察。レベル2は一通り丁寧に診察。レベル3であるためにはヒストリーは何項目以上の要素が入っている必要があり、review of systemは8器官以上に渡って、それぞれについて何項目以上が必要などと決められているようです。面白いのはレベル4は、レベル3の水準に加えて患者さんとface to face、顔をつき合わせて30分以上話をするとレベル4になるようです。そういえば、45分間、話をしたなどと書かれたClinic Noteをよく見かけます。今まで意味が分からなかったのですが、そういう事だったのかと納得しました。もちろんレベルによって診察料が違います。どれ位違うかは計算が複雑すぎて理解できませんでしたが、たとえばレベル4はレベル1の4倍高い診察料になるといった感じです。難易度に拘らず誰がやっても手術料は同じという意見には反対な私には、結構リーズナブルに聞こえました。
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by ny402 | 2006-03-13 04:07 | medicine
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小児脳神経外科医が綴る日々雑感
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