ある日の出来事

2006年 07月 11日 ( 1 )

quality

偉そうな事を言える立場ではありませんが、極々私的な経験から言うと日本とアメリカの医療の質に関しては差がない、というのが現在の私の結論です。分野により、また、地域によりバラつきがあるでしょうが、脳神経外科に関する限り同程度のレベルにあり、かつそれは世界的にみるとトップクラスである、といえると思います。
もう一つの結論は、出来る人は出来る、出来ない人は出来ないという事。アメリカでトレーニングを受けたからといって全員が有能なわけではないし、手術がうまいわけではない。教育的観点からすると全体の平均レベルは一定値に落ち着くでしょうが、個人の質に関しては、結局のところその医療関係者個人に帰するということかな、と考えています。手術がうまい人は、細かい所に気を配ると同時に全体的なところも見ています。一方、そうでない人は何時も同じ過ちをおかし、同じcomplicationを作り出します。こういう場面を見ていると、良質のトレーニングは重要だと考えさせられます。もちろんこれは医者に限らず、nurseをはじめ全ての医療関係者に当てはまります。なかなか器械が出てこないでいつも医者をいらいらさせるOR tech, どうでも良いような事を午前4時にコールしてくるnurseがいると思えば、無言で手を出しても次の器械が出てくるOR tech, 適切にupdateしてくれるnurseもいます。結局のところ、professionalとしての個人の意識が重要なのだと思います。
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by ny402 | 2006-07-11 12:00 | medicine



小児脳神経外科医が綴る日々雑感
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