ある日の出来事

<   2007年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

医療崩壊

先週の出来事。
水曜日に当直していると、NICUの先生からコンサルトの電話がかかってきました。
症例は日齢0、体重2400g 水頭症の児です。エコーとCTから片側のモンロー孔が嚢胞により閉塞している片側性の水頭症と診断できます。神経内視鏡による治療が可能と判断し、翌日大学へと電話をしました。神経内視鏡を有している施設はまだそれほど多くなく、我々の所にはありません。そこで私が属する大学に受け入れを頼んだのですが、返ってきた答えは”受け入れ不可能”。NICUが満床、ICU、一般小児科病棟では診られないというのがその理由です。仕方なく内視鏡をもって手術に来てもらいました。金曜日の夕方に手術を行い、経過順調です。手術翌日には名前も決まり、もう少しで退院できます。

帰国してから7ヶ月、医療崩壊と叫ばれつつもその事実が切実にわが身に降りかかる事は無かったのですが、やはり小児医療は限界を超えているのでしょうか?今回は看護サイドが受け入れを拒否した様ですが、医師サイドでも同じ事は起こりえるでしょう。最後の砦になる、といった覚悟がないということでしょうか?
[PR]
by ny402 | 2007-02-26 07:56 | medicine

研究会

先週の日曜日、同門会の研究会というのがありました。初めての出席だったのですが、以前にいた医局のものと比べるとこじんまりしてはいましたが、レベル的にはそこそこでなかなか良かい会でした。我々の施設からも後期研修医の先生に発表してもらいました。私が赴任してから経験した珍しい小児例を発表してもらいましたが、一応勉強のために抄録、スライドの初版は作ってもらいました。最終的には全て作り直し、私好みのスライドで発表してそれなりの反応がありました。
仲間の集まりである同門会の中であっても、新参者がその存在を知ってもらうためには、今回のような発表でも疎かにはできません。少しばかりまじめにやってしまいました。よく言われるように小さな仕事でも、最終的に論文にして一通り終了します。その意味でも研修医の先生には日本語でもいいので形にしてほしいものです。多分その前に私が英語で投稿してしまうかもしれません。
[PR]
by ny402 | 2007-02-20 12:40 | medicine

ひさびさの

更新です。年末年始が忙しかったせいか、1月中旬に疲れきっていましたが幸運にもその頃は重症が少なく何とか無事に過ごせました。学会の抄録提出や頼まれ原稿の締め切りがあったりしましたが、これも無事終わり先週提出。同門会の研究会が今週末にあり、そのスライド作りの手伝い、というかほとんど作ってあげましたが、で3連休もつぶれてしまいました。

そんな中、小児科フォロー中の日齢47の児の症状が進行し、緊急の手術をしたりもしました。術後経過は順調だったので、術後5日目に退院、今日=術後12日外来を受診しました。大泉門の張りも無くなり、哺乳も増えているようでまずまずといった感じです。成長を見守るという楽しみがまたひとつ増えました。
[PR]
by ny402 | 2007-02-14 19:12 | medicine



小児脳神経外科医が綴る日々雑感
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28