ある日の出来事

日韓友好

本国同士は最近もめていた様ですが、アメリカで暮らす我々は庶民レベルで親交を深めています。シアトルはアジアコミュニティーが発達していて、アジアから来ている人々にとっては住みやすい都市といえるでしょう。
昨日は、妻がESLで知り合った日韓の友達を中心にそれぞれ5,6家族が集まりポトラックパーティーでした。 持ち寄る料理も似ているし、話題や価値観も共通のものが多い、と改めて感じます。 お互い国を離れて住んでいても、最も近い国という意識があるように思われました。一足お先に庶民レベルの交友でした。
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# by ny402 | 2006-05-07 08:00 | daily life

品格

水曜日から3日間ほど出かけてきました。飛行機の中で ”国家の品格” 藤原正彦著を読みました。なかなか賛成できる考えが多いと思いました。合理主義のアメリカの中で生き抜くために、どのように日本人の強みを出すか、自分の個性を出すかを考える上で興味深い読み物でした。

読み終わった直後の出来事。

着陸態勢に入る時小さいバッグは座席の下に格納しなければなりません。私のバッグは少しばかりはみ出ていました。通りかかったフライトアテンダントは、それを足で蹴って押し込みます。さすが”品格”が違うと思ってしまいました。でも一番怖かったのは、それをあまり不快に思わなくなっている自分だったりして。日本人の心なんてもう忘れてしまったのかな?

プレゼンも無事に終了。それなりに反応がありまずまずといった感じでしょうか。帰ってきてから気づいた事は、過去3年毎年4月27日はインタビューに行っていました。何か縁のある日なのでしょうか?
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# by ny402 | 2006-04-29 10:00 | daily life

presentation

来週ちょっとしたプレゼンテーションがあるのでその準備中。 昔のスライドを集めて、80枚のスライドを削ったり、合わせたり、煮たり焼いたりしながら40枚にする。予定は30分なので、少し多いがまあこれくらいならいいだろう。最近、プレゼンなどやっていなかったら、1分間何語のスピードでしゃべればいいのか忘れてしまった。 そこで昔の発表のdraftを見ると60 words/minでしゃべっていたらしい。ということで今回もそのスピードで行く事にして、draftを書き始める。 ジョークや世間話まで用意して練習した上で発表するのが理想だが今回はそこまで行くかな??
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# by ny402 | 2006-04-17 18:00 | medicine

What 2-digit number is three times the sum of its digits?

今週は、公立学校がspring breakで一週間休みです。そのため学校に通う子供がいるアテンディングはそれに合わせて休みを取っているため、手術も少なく比較的時間があります。

ということは、我が家のこども達も休みで家にいるわけですが、息子はこの休み明けからWASLという試験が始まるようです。ワシントン州が実施するアチーブメントテストですが3rd gradeはreadingとmathがあります。そのため息子は勉強付けの毎日を送っています。
各州で実施されるこの種の試験の結果は学校単位で公表されていますので、学校選びの基準になります。我々もマイアミ、シアトルと学校選びの参考にしました。

専門医も取ったし、USMLEもSTEP3まで取ったので、流石に私はもうこれ以上試験を受けなくてよさそうですが、息子と娘はこれから幾つもの試験を受けることになるでしょう。自分の意思とは関係なく、その結果で評価されることもあるでしょう。本当は学校の成績や試験の点数などどうでもいいことだと思うのですが、だからといって努力しないでもいいということでもありません。
目標を立てそれに向かって努力するなんて息子にはまだ分からないのかも知れませんが、頑張ってほしいものです。

今日のタイトルの所にある問題は、3rd gradeのmathの問題です。どういう風に息子に解説したら良いのか分からないのですが、ご存知の方がいらっしゃいましたらご一報ください。ちなみに答えは27です。
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# by ny402 | 2006-04-13 16:00 | daily life

1+1=

いつの間にか4月、しかももう1週間もたってしまいました。シアトルでは、3月末から桜が咲き始めもう葉桜になってしまいました。最近の数週間、ずっと週末0n-callが続いたので久しぶりの休みです。ということで、ちょっとだけ家族サービスを試みてみました。

近くでチューリップ祭りをやっているとのことで、行ってきました。カナダとのボーダラインのすぐ近く、バンクーバーまで50マイルくらいの所にあるSkagit Valleyでは、毎年4月チューリップ祭りが開催されていて、多くの観光客が来ていました。なかなか鮮やかで綺麗でした。

車の中での、妻と3rd gradeの息子の会話
妻 1+1=は何
息子 window
妻 日本では田んぼの田
息子 アメリカではwindowなの
私 へー、初めて知った。

妻 田んぼって何
息子 dragonfly
妻 それはトンボ!

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# by ny402 | 2006-04-10 01:20 | daily life

レベル

毎週木曜日にあるGround Roundは、通常レクチャーやM&Mが行われるのですが最近2回にわたって行われた講義が面白かったので紹介します。
といっても純粋な医学のことではなく、Medical Necessityの話でした。
昨年いた施設ではこんな話は聞いたことがなかったので、所変わればといったことでしょうか。

講義の中では色々触れられていましたが、つまるところいかにお金を取るかという話のようでした。そのためにしなければならない医療行為は何で、何と何はレコードに残されていなければならない、などという話。

たとえば、
複雑な手術の場合で、アテンディングが2人入った場合、手術料が高く請求できる。そのためにはOpe Noteの中に手術の内容が記載されていて、かつModifier79が適応できるなどと記載されている必要がある、など。
また、外来やコンサルトで患者さんを診た場合、診察にレベルがある事を何人の人が知っているでしょうか。レベルは1から4まであり、簡単に言うとレベル1は本当に必要最低限の診察。レベル2は一通り丁寧に診察。レベル3であるためにはヒストリーは何項目以上の要素が入っている必要があり、review of systemは8器官以上に渡って、それぞれについて何項目以上が必要などと決められているようです。面白いのはレベル4は、レベル3の水準に加えて患者さんとface to face、顔をつき合わせて30分以上話をするとレベル4になるようです。そういえば、45分間、話をしたなどと書かれたClinic Noteをよく見かけます。今まで意味が分からなかったのですが、そういう事だったのかと納得しました。もちろんレベルによって診察料が違います。どれ位違うかは計算が複雑すぎて理解できませんでしたが、たとえばレベル4はレベル1の4倍高い診察料になるといった感じです。難易度に拘らず誰がやっても手術料は同じという意見には反対な私には、結構リーズナブルに聞こえました。
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# by ny402 | 2006-03-13 04:07 | medicine

先週末

は医師国家試験だったようですね。 まだつい最近受験したような気でいるのですが、よく考えてみるともう十数年前の出来事になってしまいました。 当然のことながら、医師として働き始めてからの方が大変だし大切だと思うのですが、受験する当事者にとってはストレスフルな試験に違いありません。受験生だった方、お疲れ様でした。
そんな折、こんな記事を見かけます。 科は違いますが、同じ小児医療に携わる者として考えなければならない問題だと思います。 社会、時代を反映して、ある科を希望する医学生が増えたり減ったりするのは仕方がないとしても、小児医療に希望をもって進んだ人たちが、燃え尽きて自分の選んだ道が間違っていたと考える事がなきよう我々は早急に手を打たなければなりません。
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# by ny402 | 2006-02-22 12:44 | medicine

そんなものか

この前の週末の事。
on-callだったのですが、やけに暇でした。入院している患児が一挙に退院した事もあるのですが、ERに来るような緊急や外からの問い合わせが一件もありませんでした。勝手に推測すると、それはおそらくスーパーボウルのせいだと思います。
地元シアトルシーホークスはスーパーボウル初出場。週末にはシーホークスカラー、ブルー、シルバー、グリーンの色が入った洋服を着たり、何かを身につけている人が病院にもたくさんいました。街中はもっと熱狂的だったでしょう、たぶん。残念ながら負けてしまいましたが、シアトル中がお祭り騒ぎでした。試合が終わった8時過ぎから、其れまで閑散としていたERが急に込み始めました。また、翌日、月曜日は何時にもなく込んでいます。やっぱり試合が終わるまで待っていたような感じです。病気も社会現象に影響されると思った週末でした。
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# by ny402 | 2006-02-09 11:37 | medicine

働きたくない人は何科を選べばよいか?
先日耳鼻科といっしょに手術をしていた時聞いた話で、ある医学生がその耳鼻科の先生に相談したという。皆の意見は、病理、皮膚科など。
医者のQOLが叫ばれるようになって久しいアメリカでは、忙しい、きつい科のなり手は年々減少している。心臓血管外科、脳神経外科などどう考えてもQOLが低く、訴えられる確率が高い科は学生からは嫌煙され、もはや負け組といったところか。
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# by ny402 | 2006-01-30 04:57 | medicine

今週末

はon-callだったのですが、珍しく1件も手術はありませんでした。その代わり入れ替わり立ち代りシャントが入っている患児がERにやってきて、結局週末の大半をERで過ごしました。
シャントが入っている児が発熱、頭痛、腹痛など何らかの症状を訴えて来院した場合、その症状がシャントに関係ないと思ってもシャント不全を念頭において検査を進めるのが鉄則なので、結局脳神経外科医は呼ばれることになります。シャント機能不全の症状としては、けいれんは稀なのですがそれでも可能性はゼロではないことからシャントのワークアップを一通りやってからけいれんの精査を始めます。
on-call明けの今週前半は休みを取って一寸出かけてきます。
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# by ny402 | 2006-01-24 00:44 | daily life



小児脳神経外科医が綴る日々雑感
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